まず【前書き】と【前編】を読んでね!
ぼかしてみたい
(撮影:しまゆ 機種:D5300 撮影場所:Cat Cafeねころび モデル:小太狼)
イメージとしてはこんな感じでしょうか。
頑張ればスマホやコンデジでも撮れますが、頑張らなくても「素敵っぽい写真」にできるのがミラーレスやデジイチの魅力ですね。
使うレンズによって写り方とか変えられますからね。お金はかかりますがそこが楽しくて沼にはまっていくんですね。
撮影する対象それぞれに適切な設定、レンズがありますし、時にはそれを崩して独特な写真に仕上げる、なんて技術が必要になってくるのでそれを楽しみにできるのであれば一眼、億劫なのであればコンデジにするとよいでしょう。
動物や風景をきれいに撮りたい
(撮影:しまゆ 機種:COOLPIX S8200 撮影場所:美瑛町)
少し撮影モードで色をいじっていますが、少し前のコンデジでもこんな感じに撮れます。
鮮やかに写ってます。まぁ鮮やかにしているんですけどね。最近のコンデジであればRAWでも記録できるのがあるのであとでPhotoshopとかで調整することもできます。ちなみにデジイチはデフォルトでRAWで保存できます。
(撮影:しまゆ 機種:D5300 撮影場所:五稜郭公園)
こっちはあまり色味を気にしないで撮影しているので比較になるかはわかりませんが、デジイチだとこんな感じです。やっぱ画質いいですね。
手動ですけどもっと細かく鮮やかさとか色味とか調整できるのがデジイチの強みです。家帰ってから調整できるところとか。
(撮影:しまゆ 機種:D5300 撮影場所:キタキツネ牧場)
ちなみに屋外の動物を撮影するとこんな感じです。意外とよく撮れてる・・・(自画自賛)。
設定さえきっちりすればカリっと撮れるしサクっと撮れるしふわっと撮れるしぷりっと撮れます。
ちなみに設定失敗すると以下のようになります↓
(撮影:しまゆ 機種:D5300 撮影場所:旭山動物園)
ちなみにフラッシュは使っていませんよ。動物にフラッシュ厳禁。暗かったから露出あげて明るくしたらシャッタースピード遅くなってぶれたし明るくし過ぎて飛んじゃうし的な失敗例です。
デジイチはバチッとキレイに撮れる範囲がすごく狭いイメージなんですよね。経験値つんでこの状況ならこの設定にするかな?ってやってからの微調整が必要です。
「作品」向けですけど「記録」向けではないと言っているのがその辺りの特徴ですね。一長一短ですから、しつこいようですが「目的に合わせて」買ってください。
子供の成長を撮りたい
気持ちはすごいわかる・・・。赤ちゃんの頃は特に高画質で撮って残しておきたいですよね。赤ちゃんの頃であればあまり動き回りませんからゆっくりデジイチで設定調整しながら撮ることもできますが、問題は走り回る頃です。
知り合いのお母さん方に聞くと、公園とかに散歩しに行くのにデジイチはやはりでかくて重いと。お父さんが常にカメラ持ってついてくるんであればいいかもしれませんが、だいたいは一人で他にもたくさん荷物持っていかなければならないしね。
そういう場合はミラーレスがいいですね。なんといっても軽い、小さい。
デジイチに比べれば画質は多少落ちますが、フォトブックくらいの写真サイズであれば問題ありません。
もしお父さんがデジイチ好きな場合は奥さんにミラーレス買ってあげましょう。そしてシーンによっては奥さんのミラーレス借りていく、なんて悪いこともできます。
おススメのミラーレス、デジイチ
こちらも前回と同様に、「こんな感じのがあるよ~」というもので、これ買いなさいというわけではないです。
売り場で実際に構えたり手に持ったまま1時間くらい立ってみたりしてから財布と自分の好みなんかと相談してください。
2016/9/16に発売予定の新機種です。デジイチにしては相当小さく軽い方です。売り文句は「ママにも優しい一眼レフ」です。
またこの世代から「SnapBridge」というNikonのスマホ用アプリに対応します。先代まではカメラ自体がWi-Fi内蔵で、スマホからカメラのアクセスポイントに接続するという方式でスマホに撮影した画像を送っていましたが、これであればBloutoothで常時接続し、撮影する度に自動でスマホに送れるようです。「SnapBridge」は他にもいろいろ機能が有ってこれだけの為にこの機種にするのも有りですね・・・。
速報性があるけど昔ながらの「帰ってからじっくり現像して作品に仕上げてから公開したいんで・・・」という硬派なカメラマンにはちょっと不要な機能もあるかな?
製品ページ→http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d3400/
価格.comで調べたところ一番売れているミラーレスのようです。
こちらも自撮り用に背面モニタがレンズの方を向くようですね。ちなみにベンチの下にいる猫とか撮るのにモニタが動くと楽ちんです。
また、最近のデジカメはモニタをタッチすることで撮影できますが、この機種も対応していますね。デジイチだとピント合わせたい場所を固定するのに多少苦労しますが、タッチパネル式だとピント合わせたい場所をタッチするだけでそこにピントが合います。子供はすぐ動いちゃいますからありがたい機能ですね。
製品ページ→http://panasonic.jp/dc/gf7/
カメラ本体の紹介ではないんですが、こういうのもあるんだよという紹介です。
友達がCanon党でこれつけてて羨ましかったんだわー。Nikonでも出てくれよなー頼むよー。
CanonのAPS-Cカメラに対応している通称「パンケーキレンズ」です。デジイチだと本体+レンズの重量を考えなければなりませんが、これだと125g程度で、同じCanonの「EF800mm F5.6L」というレンズが4.5kgですから空気みたいなものですね。
まとめ
3つの記事に渡って書いていきましたが、どうでしょう、「自分にあった一台」見つかりそうでしょうか。
コンデジだろうとミラーレスだろうとデジイチだろうと最終的には好みと手に合うかどうかですから。
撮りやすさ、持ち出したくなるか、この辺を押さえて買えば間違いないです。あとは自然と上達します。
買った後はマナーを守って楽しく撮りましょう。畑を始め私有地に入らない、三脚立てて通行の邪魔をしない、草木を無断で刈らない、動物や赤ちゃんにフラッシュを炊かないなどなど。
勉強することはたくさんありますが、リターンもたくさんあるのでがんばりましょー。